『WordCamp Tokyo 2019』にスタッフとして参加してきました

昨年同様、1日目がコントリビューターデイ、2日目がセッションデイという2日間での開催でした。
もちろん2日間共に参加しましたよ。

目次

コントリビュータデイ(1日目)

コントリビューターデイとは、「みんなで集まってWordPressにコントリビュート(貢献)する日」です。
WordPressはオープンソースなので、翻訳作業やセキュリティパッチの適用、機能の追加もボランティアによって行われています。日本語でも安全に使いやすく利用するためのいろいろなことは、このようなコントリビュートによって支えられています。

普段の活動は意識して見に行かないと見ることができない部分ですが、コントリビュータデイでは普段実際に活動している人と一緒にコントリビュート活動をすることができるようになっています。

こう書くと、すごく難しく見えてしまいますが、コントリビューターデイは結構ゆるいです。
メンターの皆さんも気さくに話してくれますしお菓子も飲み物も用意されてて出入り自由だし、お昼も同じグループの人で一緒に行ったりと、みんな開発で静かに作業し続けているようなことはないです。

2019年の概要に関しては下記リンクを参考にしてください。
https://2019.tokyo.wordcamp.org/2019/10/04/contributor-day-info/

今回はマーケティング班とコミュニティ班の2つに参加しました。

マーケティング班

今年はじめて作成された班でした。
WordPressの公式サイト が検索で1番上に表示されない問題や、日本語ユーザフレンドリーになっていないであろう文言の変更などを提案・修正していこうという試みを行いました。

私は午前中しか参加できませんでしたが、マーケティングのプロフェッショナルの方も参加していて、いろんな視点から改善したい箇所が見つかったようです。
終わる頃に見に行ったら、スプレッドシートが埋まっていました。

どこかのタイミングで反映されるかもしれないので、楽しみです。

コミュニティ班

各地で「WordPress Meetup」を開催している人や、これから開催したいと思っている人が集まって、どんな活動をしているのか、困りごとはどうしているのか、などの情報やノウハウの共有を行いました。

また、既存の「WordPress Meetup」に運営として参加したいという方もいたので、現在のオーガナイザーと「つなげる。」なんていうこともありました。
これがきっかけで、他の箇所でもMeetupが開催されれば嬉しいです。

zoomでのMeetupオーガナイザーの情報共有会や、よくある質問をまとめようという試みも始まっていくので、今まで以上にみんなのノウハウや情報が共有される基礎が出来上がってきているのを感じました。

静岡でも、Meetupが開催されているので、興味がある方はぜひ参加してください。
基本的にゆるい感じでみんなでWordPressのことを話してます。
静岡県広いですが、静岡(清水)、浜松、熱海といろいろな箇所で開催しているので、うまく情報を見つけてきていただければと思います。

Shizuoka WordPress Meetup

静岡 WordPress Meetup 〜 WordPressのことを何でも話す忘年会 〜

セッションデイ(2日目)

セッションデイはWordPressやこれからのWeb制作にまつわる話を聞くことができたり、参加者同士で交流できたりする日です。
初心者から上級者まで、デザイナー、エンジニア、ディレクター問わず様々な属性に刺さるようなコンテンツが盛り込まれたセッションが開催されました。

当日スタッフとして

私は当日スタッフの案内のリーダーという役割だったので、会場をウロウロしてました。
スタッフTシャツで、ネックストラップにたぬきつけて歩いていたのは私です。

案内のリーダーとしては開場までの時間が一番大変だったかなと思います。

今年は、受付の方法がQRコードに変更され、受付のフローも変わりました。
正直、どのくらい受付に時間がかかり、どのくらい参加者が来るのかはわからなかったので、昨年までの記憶から戦々恐々としてました。
案内や誘導に配置されているスタッフの数も多めで、混乱しなければいいなと事前には考えていたものです。

で、実際はどうだったかと言うと、QRコードでの受付が思った以上にスムーズで、受付の人数も増やしたことで待機列がほとんどなく、拍子抜けするくらいでした。

受付にかかった時間を図っていた方に聞きましたが、15秒位で終わったそうです。
ちょっと手間取ったとしても1人1分はかかっていなかったであろうと考えると、圧倒的に早くなったというのが実証されました。
ヘルプデスクの機能も含め受付フローは完璧だったんじゃないかと思います。

一番混乱するであろう時間が終わったあとは、ランチ準備したりウロウロしたりしてました。
私の認識している範囲では、多少シフトで混乱はあったものの、大きな問題にはならず、スムーズに進行できていたのではないかと思います。

参加者として

当日スタッフとはいえ、参加者でもあります。
スタッフだからといって遠慮はせずに楽しむことも大事です。

全部のセッションをみたりは流石にできないですが、ちょっとだけスポンサーブースを回ったり、交流ルームでの交流会に参加したりすることはできました。

今年はスポンサーブース多くて、全部回りきれなかったのが残念ですが、行きたいところ挨拶したいところには行けたかなと思っているので、お仕事にも役立てていければと思います。

各スポンサーさんのノベルティが豪華すぎてありがたい限りでした。

画像は個人的今年の目玉ノベルティ「Snow Monkey BRAND BOOK」です。

2019年11月5日現在このブログのテーマは「Snow Monkey」で設定されていますが、100%GPLの国産テーマで、ブロガー向けでもあり、開発者向けでもあるという、知っていると幸せになれるかもしれないテーマの一つです。

「Snow Monkey Blocks」と合わせれば、ブロックエディタでかなり自由度の高いページを構成することもできます。
「Snow Monkey」は有料のテーマですが、「Snow Monkey Blocks」はWordPress公式のプラグインディレクトリに登録されているため、誰でも無料で利用可能となっています。

興味を持った方は使ってみるといいかなと思います。

WordPress.org 日本語
Snow Monkey Blocks モンキーレンチ作の Gutenberg ブロック集。

アフターパーティ

昨年は参加できませんでしたが、今年はアフターパーティにも参加しました。
新宿のダンスクラブ ” WARP ”で開催され、セッションデイに参加した人なら誰でも参加できるようになっていました。

音大きいところあんまり得意ではないので、静かに話ができるスペースのほうにいました。

ここでもコミュニティ焚き付けおじさんとして、新しいMeetupが開催されるかも?のようなお話やはじめましての方とお話、お疲れ様や愚痴なども話しました。

2次会にも行って、コミュニティに私よりも前から参加している方々と久しぶりにお話したり、普通に仕事しているだけでは接点がないであろう地域の方とお話したりと、楽しい時間を過ごすことができました。

まとめ

Twitterでもつぶやきましたが、大きな混乱もなく円滑にイベントが進んでいくのは、コアメンバーの積み重ねてきた時間や行動によるものだと思っています。
楽しいWordCampをありがとうございました。

参加者の方のブログやツイートをみて楽しんで帰ってくれたんだなと思うと、その一端でも関われてよかったなあと思っています。もし参加者の方で、もっといろんなことが知りたい、と思った方はお近くで開催されている「WordPress Meetup」に参加してみましょう。
できるなら、運営にも関わってみましょう。

もっとWordPressを楽しめるようになると思いますよ?

個人的には静岡から当日スタッフとして参加してくれた方や一般参加で来てくれた方を見ることができたので、嬉しい限りでした。
「Shizuoka WordPress Meetup」にもご参加お待ちしております。

それでは、またどこかでお会いしましょう。ヾ(・д・。)マタネー♪

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この記事を書いた人

主にWordPressでの開発やサーバーの構築や管理なんかをやっているWordPressのプロ・専門家。
静岡 WordPress Meetup 共同オーガナイザーなどWordPressコミュニティにも参加中。

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