去る6月20日にファーストサーバのVPSや専用サーバでデータとバックアップの全ロストという事態が起こりました。
バックアップ不要、100%動作保証と謳っていただけに、いろいろと被害が多いようです。
そもそもバックアップが不要になることなんてないんですけどね
サーバを扱っている以上データのロストやサーバのハングアップなど不測の事態はいくらでも起こる可能性があると認識していなければなりません。ですから、バックアップはいろんな所に取っておいて損はないはずなのです。
というわけで、ローカル(自分のPC)にバックアップを取りましょうという話です。
レンタルサーバからローカルにバックアップを取るのに一番簡単な方法はFTPを使うことです。FTPは基本的にどのレンタルサーバでもつかうことがでくるはずです。
フリーの同期ソフトにもFTPの機能がついているものが多々あるので、自分のPCにバックアップ用のフォルダを作り、すべてのデータが入った圧縮ファイルをダウンロードしておきましょう。
圧縮ファイルはFTPソフトで作ることが出来ると思います。作れない場合は圧縮せずにそのまま全てのファイルをダウンロードするしかないでしょう。
あとは1日1回でも変更部分だけダウンロードするように設定すれば、初回以降はそんなに時間もかからないと思います。
システムに詳しい人がいるなら専用サーバやVPSを借りて、バックアップをシステム化し、1週間分くらい持っていると尚効果的です。そういう意味でもレンタルサーバよりもVPSや専用サーバのほうが安心できるといえるんではないでしょうか。
WordPressの場合、WordPress本体の入ったフォルダとMYSQLのDBの中身だけバックアップしておけば、サーバ側で不具合があったとしてもすぐにもとに戻すことが出来るようになります。プラグインでもDBのバックアップを取ることができるものが出ているので、これを機に導入しておきましょう
現在、レンタルサーバを借りて業務を行なっている企業様がありましたら、ぜひローカルにもバックアップを取るようにシステム管理者に通達しましょう。