WordCamp Japan 2021 が2021年6月20日から2021年6月26日まで7日間に渡って開催されました。
わたしはセッション班としてスタッフ参加していたので、そっち目線で振り返ろうかなと思います。参加者の皆さんのブログはいっぱい書いていただけると思うので!
スタッフ申込み
WordCamp Japan 2021 の実行委員の募集が2020年11月24日に投稿されました。
これ見たときは、「ほえー、Japanでやるんかー。オンラインかー」っていうくらいの感覚で、なんか手伝うかーと思い応募しましたね。軽い感じで決めたもんですよ。
過去にも WordCamp Tokyo のスタッフはやっているので、「WordCamp 運営者・スピーカー・スポンサー・ボランティア同意書」なども問題なく、項目入れてポチッとなという感じで応募したのを覚えてます。
そのくらい、軽い感じでみんなも応募してくれればいいのになあと毎回思っております。
キックオフミーティング
応募してからどのくらい経ったあとだったかもう覚えてないですが、キックオフミーティングのお知らせが応募したメールアドレス宛に届き、「あー始まるんかー」という気持ちになりましたね。
じつはキックオフから参加するの初めてくらいな感じで、オフラインのときは地方在住ということもあってキックオフ参加できないことが多かったんですよね。そういう意味では新鮮だった気がします。
キックオフで希望に沿った形で大体の班分けが決まり、セッション班としての活動が始まったわけです。
タイムテーブル作成まで
タイムテーブルというかセッション決めないと何も進まないので、ここから動き始めました。
キックオフから公募まで1ヶ月なかったくらい一気に活動してましたね。
最初の頃のミーティングで午後からでいいのではというのが決まったのを覚えてます。朝起きるのしんどいので大賛成しました。はい。
スピーカーの公募
今回は基本的にセッションは公募でおこないました。(座談会はこちらから声掛けさせていただきました)
そのため、まず公募するためにセッションの方向性をある程度決める必要があります。また、新しい人、いままで WordCamp に登壇したことがない人に登壇してもらうにはどうしたらいいだろうとかも考えましたねー。
いつも同じ人というのも悪くはないんですが、やっぱり色んな人の色んな意見や考え方を聞きたいというのがあるので。
実際の公募は下記投稿を見てもらえれば。
あと、大事なのはダイバーシティスピーカートレーニング。
「あなたの話せることを話せる範囲で」と言われても不安なのは間違いないので、ワークショップ形式で自分でも話せる内容を見つけ、実際にどうすればいいのかもトレーニングできる機会です。
実際、このダイバーシティスピーカートレーニングをうけて、今回セッションやLTに登壇をしていただいた方が多く、大成功だったんじゃないかと思っています。
(私は参加してないので、詳しくは参加者さんのブログなどをチェック!)
そんなこんなで、公募をしてかなりの数の応募をいただきました。ありがとうございました!
セッションの選定
ここに関しては、WordCamp Japan 2021 アフターパーティ中の雑談でもちょろっと話しましたが、名前を伏せて先入観をなくし、純粋に公募内容から見たい・聞きたいと思うものに数の制限なくセッション班+αの人たちが投票していくという形で選びました。
ただ、いっぱい投票が入っていたから選ぶのではなく、他のものとテーマがかぶっていないか、次に Action してもらえるような内容になりそうかなども、話し合って決めていきましたね。
ここで、もっと短いセッションあってもいいんじゃない?という話になり15分枠が生まれたのです。結果的にはいろんな方に登壇していただけたし、毛色の違うお話を聞かせていただくことができたので、良かったと思います。
ここが一番大変だけど、セッション班的には一番楽しいところかと思います。自分の聞きたいもの推したいのもを押せるチャンスですからねー。
ちなみに私の推したかったのは「Meetup座談会」と「ブロックエディターを用いたWEBサイト開発とカスタムフィールドのあり方を考える」でした。
Meetup座談会に関してはファシリテーターやってもいいかなーとも思ってたんですが、今考えるとやらなくて正解だった…( ˘ω˘)
わたしは過去に WordCamp Tokyo で登壇?経験があるので、色んな人に体験してもらいたかったですし。
余談ですが、各セッションの間に各地の Meetup の紹介動画あったじゃないですか。静岡撮ってないんですよ。時間合わなくて。というわけで、静岡も WordPress Meetup 開催しているのでよろしく。
セッション確定のお知らせとスライド準備のお願い
セッションが決まったので、スピーカーさんに決まりましたよーと連絡を取ります。Slackでやり取りをするために登録していただき、各セッションに班から担当者を割り振る感じでスピーカーの方との打ち合わせを進めたのでした。
ここで大変なのはスケジュール。
スピーカー決定からスライド初稿の締切までほぼ1ヶ月。その間に内容を固めてもらい、スライドも作り、内容のチェックもしなければならないという、なかなかにハードモードな感じでした。
ここがもっと時間が取れてスピーカーさんともっと密にやり取りができれば、もっとブラッシュアップされたセッションをお送りできたかもしれないなあと思いますが、時間がったらあったで動きが鈍くなる気もするので難しいものです。
セッション班の面々もスピーカーの皆様も、あたりまえですがお仕事や別の事情がありますし、でもせっかく登壇していただけるので、スピーカーの方の言いたいことをうまく引き出してあげたいしで、うわああああってなる時期でした。
ちょっと言いすぎかなあと思いつつもアドバイスしてしまったこともあるので、反省。
タイムテーブルの作成
わたしコレ担当してたのです。
これもアフターパーティ中のアレでちょっとだけ話しましたね。
同じ属性の人に興味がありそうな内容が同じ時間に重ならないようにということは注意して、セットにしたり、はじめからテクニカルすぎるものは避けようとかそういう方向性はみんなで決めました。
方向性決まってたので枠組みに当てはめていくとすんなり収まったという感じです。もうここしかねえなっていう感じで収まったので、あんまり苦労した覚えはないです。
最初のセッション選びのバランスがすっごく良かったので、楽だったんだろうなあ。
この頃には1週間開催も決まっていて、オンライン発表会もあるという、今までにない展開が待っていました。
タイムテーブル間に合ってよかったー
GWはお休み
さすがに休もうとなったので、お休みでした。お休み大事。
PC組んでた。
セッション内容のブラッシュアップ
スライドの初稿締め切りが一応GW前にあったんですが、あんまり周知できていなかったのと、それぞれ忙しくてなかなか動けなかったのとで、曖昧になってしまっていました。
スライドの見やすさや内容のチェック項目は共有してもらっていたので、それを元にチェック&修正を行っていくフェイズです。
ここもあんまり時間取れなくて、あんまりチェックできないまま録画に入ってしまっていたケースがあって、反省。
配信映像班の皆さんが本当にいろいろ対応してくれて、あとから足りない部分を入れたり、スライドをオーバーレイで修正したり、感謝しかねえとおもってます。
それだけやっても、直前まで修正とか変更とか対応をしてもらっていました・・・
このあたりは本当に難しい。
色んな人の目に触れたときに受ける印象と一人でチェックしてるときの印象は違うもので、担当についてチェックしていると先入観があるのか、誤解を与えてしまうような表現や資料も意図通りに捉えようとしてしまうという怖さがあり、チェックの難しさを痛感しました。
あと、海外と日本の権利関係の違いも勉強になりましたね。日本ではフェアユースの考え方が通用しないので、そのあたりも踏まえてチェックする必要があるというのも学びです。(正直気づかん…)
ちなみにスライドチェックは以下のようなことをチェックしてました。
- 100%GPLではないテーマやプラグインの紹介
- 会社ロゴは1回ぐらいだけ
- 会社が提供してるように見えてはいけない
- 著作権NGな画像使っていないか
- 引用元をはっきりしてたらOK
- ブログの画像(引用元をはっきりと)
- 攻撃的な表現
- 過度な広告
- 極端な事例
行動規範に則っているわけです。
そして当日(一週間)へ…
当日(一週間)っていうのがなかなか良くわからない感じですが、いろいろ修正やスピーカーの方とのやり取りを進めつつ当日になだれ込みました。
お仕事としてはセッションデイの裏方でセッション前の誘導や確認事項の周知などやってました。
特に配信上のトラブルもなく、ネットワークが切れるなどもなく、無事に終了できてよかったと本当に思います。映像配信班のプロっぷりはやばかった。
コントリビュータデイズは平日ですし、お仕事してましたよ?
oVice の交流スペースには長い時間いましたけど、お仕事しながらアイコンだけ相談ルームにおいておくということしてました。
おかげではじめましての方ともお話できたし、困っていたことも解決できたーっていうお声も頂いたので、満足してます。
交流スペースもっと多くの人に利用してほしかったなあとは思っていますが、なかなかそこに入るのにも勇気がいりますし、難しいんだろうなあとは思いますねー。
コワクナイヨ?
全体の感想
WordCamp Tokyo でしかスタッフやってこなかった&関西で開催されていた WordCamp には参加できていなかったので、今回の Japan 開催ではじめましての方といっぱい知り合うことができたのが嬉しかったなあと。
普通に仕事してたら接点はないわけで、そういう人たちと笑って話ができるっていう実に WordCamp らしい WordCamp だったと思いますよ。
オンラインでも、構成するのは結局「人」なので、そこさえブレなければ変わらないんだなーと感じました。
あと、静岡の方もちらほらといて、 Meetup 参加したいですと言ってもらえたのも嬉しかったり。
とりあえず、オンライン開催でまたやろうかなという気になりました。はい。
まとめ
兎にも角にも参加者の皆様がいなければイベントなんて成り立たないわけなので、ご参加ありがとうございました!
一緒に作っていったスタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした。
ここに書いたこと以外の裏話的なことはTwitterにも書いていたりするので、一応載せとく。連ツイになっているので、気になる人はツイートを見てみてね。
それでは、またどこかでお会いしましょう。ヾ(・д・。)マタネー♪