vagrantが便利と聞いて、いろいろやってみた。

Wordbench埼玉にハングアウトでちょろっと参加した時に、「vagrant」の話が出まして便利らしいということだったので、開発環境はそれで整えようと思いたちなんか色々やってみました。

「vagrant」ってのがあるっていうのは知っていたんですが、どんなものなのかどう使うのかはさっぱり知らない状態からのスタート。

目次

なんで「vagrant」を使うのか

私の開発メイン機はFedoraなので、サーバと同じ要領で環境を作っていけばWordPressを動かせる環境は整えることができます。しかし、外部受注の案件の場合、稼働環境が様々で自分の作ったテーマが期待通りの動きをしてくれるとは限りません。

そこでvagrantの出番です。

vagrantは同時に複数の環境でテストすることもでき、使わなくなったら破棄してしまえばいいだけなのでお手軽。
環境はVagrantfileという設定ファイルをもとに構築されるので、これを保存しておけば同じ環境を再び作ることも簡単。
設定ファイルをごりごり書いていけば、wp-cliを使ってWordPressをインストールするところまでできちゃったりします。

(・∀・)イイネ!!

そんなわけでこれは触ってみないとイカンだろうと思い立ったわけですね。

実際に触ってみる

まずはインストールしましょうということでググるわけですが、WindowsとMacの情報はいっぱいあるけどLinuxな情報は非常に少ない。ま、当然なんだけどもねー。
埒が明かないので、公式サイトへ飛ぶわけです。当然英語(あとで日本語ドキュメントも見つけましたが全部翻訳されてるわけではないみたい)。
Vagrant公式

インストール

ダウンロードボタンをポチリ。一番上の最新版をポチリ。そうするとありましたよ、Fedoraに簡単にインストールできるrpmパッケージ。rpmの他にもMac用やWindows用、ubuntu用もありました。Σd(゚∀゚d)

で、ダウンロードしてきて

rpm -ivh vagrant_1.3.5_x86_64.rpm

とコマンドでインストール。簡単やー。((o(´∀`)o))ワクワク

で、動かそうとしたわけですが、公式のドキュメントを読んでいてvagrantがVirtualBoxを利用することに気づいたわけです。(それまで知らなかったなんて言えない)
というわけでVirtualBoxのインストール。これも公式サイトから該当のパッケージをダウンロードしてきてコマンドぽちり。
VirtualBox公式

古いバージョンだとrubygemが必要なようですが、現行バージョンだと特にいらないらしい。

セットアップ

とりあえずよくわからなかったので、公式にあるコマンドをそのまま入れてぽちる。

vagrant init precise32 http://files.vagrantup.com/precise32.box

数分待ち処理が終わったら

vagrant up

とコマンド。

なにやら処理が進み終了したようなので、これでいいんかと思いつつ

vagrant ssh

とコマンド。

すると、仮想の環境に入れた(゚∀゚)
よくわからなかったのでドキュメントよく見たら「Ubuntu 12.04 LTS 32-bit」の環境らしい。

ほえーと思いながらもexitして今度は

vagrant destroy

とコマンド。

そしたら環境消えたようで、sshできなくなりました。
(。 ・ω・))フムフム

WordPressの開発環境を整える

ここまでやって、OS入れるのだけじゃ別に便利じゃなくねと思ったわけですが、どうやらWordPressまでインストールしてくれてサーバの設定も行ってくれる便利な設定ファイルを提供してくれている方がいるらしいとのこと。

それは便利やと思いググると…
以下の2つの記事が気になったわけです。

Varying Vagrant Vagrants で WP 開発環境を手に入れる
WordPressのプラグインやテーマ、ウェブサイトの開発に超便利なVagrantつくりました。

①の方は WordPress + Nginx + php-fpm な環境(ubuntu)
②の方は WordPress + Apache な環境(CentOS)

詳細は各記事を熟読してください。

で、どっちがいいということもありませんでした。一般的なレンタルサーバはApacheで動いているので、②を利用する人のほうが多いかなとは思いますが。かなり柔軟にインストール時に設定を変えられるようですし。

うちはNginxを使う事のほうが多い感じなので①は非常にありがたい感じ。

先にも言ってあるように稼働する環境に合わせて選んでくださいねー。

これからこれから

環境はこれで整うとして、自分の思い通りに環境を作りたいと思うわけです。
設定ファイルの中身とかいろいろ見てはいますが、まだまだ理解が浅いのでこれから利用しながらカスタマイズしていって、いずれは自分用の環境ファイルを作れるようになりたいなー。

CentOSで 「Nginx + php-fpm + WordPress」な環境を目指します。 ( ー`дー´)キリッ

まとめ

vagrantは便利です。まだちょっと触っただけですが、色々できそうというのはわかりました。
環境構築のためのファイルづくりはこれからの課題の一つにしようかと思います。

慣れない人にとっては黒い画面との格闘になるかと思いますが、使えるようになるとレベルアップできるかもしれませんよー。
では ヾ(・д・。)マタネー♪

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この記事を書いた人

主にWordPressでの開発やサーバーの構築や管理なんかをやっているWordPressのプロ・専門家。
静岡 WordPress Meetup 共同オーガナイザーなどWordPressコミュニティにも参加中。

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