今回はWordPressから離れて、WEBサイトのアクセスアップ、SEOについてです。(2013/03/14 リライト)
SEOとは
SEOというのは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略称です。簡単に言うと、googleやYahooなどの検索エンジンの検索結果でより上位になるようにWEBページを書き換えようということ。
これを意識するのとしないのとではサイトの訪問者に雲泥の差が出てきます。
それではSEOとは具体的に何をすればいいのでしょう。
コンテンツファースト
一番のSEOは良質なページです。特に最近Googleはこれを重要視しています。
当たり前なんですが、サイトの内容が良くないと人は呼べません。サイト訪問者に何を求められているのかを把握しその情報を提供することがアクセスを伸ばす最大の要素になります。
他のサイトの情報をそのまま掲載してしまう人がいますが、これは色んな意味でNG。同じ内容でも自分なりに言葉を変え、見せ方を変える必要があります。最低でも引用程度に留めておきましょう。
キーワードの選定
サイトのコンテンツをより良質なものにするために重要になってくるのがキーワードです。検索する時に検索窓にこんな感じ(例:SEO 対策)に入力しますね。これです。
検索エンジンは自動でサイト内の言葉を抽出して、そのサイトが何について書かれているのかを判断し、検索結果に反映させます。
その検索キーワードとサイトの内容が合致していることが大事なのです。サイトの中身もどんな検索語で来て欲しいのかを予め考え、その言葉をうまく何回も盛り込みサイトを作るようにするとより上位を狙うことができます。
リンクの拡散とソーシャルメディア
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアの発達によりリンクの拡散が容易に行えるようになりました。リンクが拡散されればそれだけ多くの人がサイトやページの存在を知ることになるので、アクセスアップが期待出来ます。
ソーシャルボタンの設置
サイトに来た人が情報を拡散しやすいように、ソーシャルボタンは設置しておいたほうがいいでしょう。WordPressなら
JetPackやWP Social Bookmarking Lightなどのプラグインを使うことで簡単に表示することができます。
サイトのコンテンツが良質ならば、どんどん拡散されるのでさらなるアクセスアップに繋がります。
被リンクは注意が必要
以前は被リンク数が重要視されていましたが、現在はリンクにもランクが付けられスパムや低質なリンクだと悪影響をおよぼす可能性があります。古い悪質なSEOの会社は、未だにこれを売りにしているところがあるので注意してください。
もちろん良質な被リンクはアクセスアップに有効なので、相互リンクなどはしっかり選んで行うようにしましょう。
サイトマップを用意する
サイトマップを用意するのも効果的です。サイトマップには検索エンジン用と人間用の2種類がありますが、そのどちらも有効であると言えます。
検索エンジン用のサイトマップ
検索エンジン用のサイトマップには、そのサイトのすべてのリンク情報が掲載されているため、サイトマップを検索エンジンに明示することでそのサイトのすべてのリンクを理解してもらえます。
検索エンジン用のサイトマップを作成するのは手作業で行うと非常に大変なので、WEBサービスやプラグインを使うのがいいでしょう。「サイトマップ作成」で検索してみるといっぱい出てくるので、サイトに合ったものを選んでください。WordPressのプラグインだとGoogle XML Sitemapsがおすすめです。
検索エンジン用のサイトマップを作成したら、検索エンジンに送信しましょう。Googleの場合ウェブマスターツールというものが用意されています。これを使うとサイトマップの送信を行ったり、キーワードを見たりとSEOに関する情報を得ることができるので、SEOには必須のツールです。
人間用のサイトマップ
人間用のサイトマップは、サイトに来てくれた人を目的の情報まで誘導するのに役立ちます。単純に情報を得たいだけなのにサイトの中をぐるぐる回されると、嫌気が差して離脱してしまいます。
関連記事や人気記事などを合わせて表示すると、サイトの滞在時間を効果的に伸ばすことができ、再訪問の確率を上げることにも繋がるので、導入しておいたほうがいいと思います。
人にやさしいサイトのためにサイトマップを用意しておきましょう。
ちなみに人間用のサイトマップを作ってくれるWordPressプラグインはPS Auto Sitemap、関連記事を表示してくれるプラグインはYet Another Related Posts Plugin、人気記事はWordPress Popular Postsなどが有名です。
HTML構造の最適化
HTMLの最適化も重要な要素になります。WEBサイトというのはHTMLという言語で構成されています。検索エンジンはその中のtitle、metaなどの要素を重要視すると考えられているので、単に大きな文字で見出しをつけるより、h1のような見出しタグを使うほうが重要な言葉なのだと認識されやすいのです。
注意事項
関係のないキーワードの羅列や不適切なリンク、アフィリエイトやアクセスカウンタを使った大量のリンクなど不適切な処置を施してしまうと検索から排除されてしまうこともあります。注意してください。
世の中には悪徳SEO業者もいます。詳しくは下記ビジネスジャーナル様の記事をご覧ください。
効果ゼロ、違約金を無心…悪徳SEO業者を告発する
このような業者に捕まらないためにも、正しいSEOを知っておきましょう。